システム建築とプレハブ建築の違い
システム建築は、個別の建物毎に一定の約束事に従って設計と製作を進めていく本格的な建築物です。
一方、プレハブ建築は、あらかじめ設計・製作が完了している部材を組み合わせた建築物です。
システム建築は、コンピューターの飛躍的な処理能力の向上と共に、高度な構造設計が可能となり、プレハブ建築にはないクレーンの設置など設計の自由度を拡大して来ました。
また製造技術においてもコンピュータによる生産データの処理能力の向上と、製造・管理までの一元化を進めたことにより、極めて高精度な部材および建築物の製作を可能にしています。
システム建築は、経済性、高強度、短納期を実現させたことで、プレハブ建築はもとより在来工法も越える建築物と言えます。